視力回復トレーニングは効果的か

視力回復トレーニング法はいくつかありますが、効果的なものなのでしょうか?そのためにはまず、目がどのような構造になっているかについての簡単な解説が必要ですね。 目は遠くのものを見ようとする時と、近くのものを見ようとする時では微妙に変化します。このとき、ものを見る時に、レンズの役割を果たしているのが水晶体です。 カメラで例えると、遠くのものをとる時と近くのものをとる時とでは、フォーカスやピントの取り方が全て変わってきますよね。このように、距離によって、見る方法が変わってくるのです。 目も同じで、遠くのものを見る時と、近くのものを見る時とでは、この水晶体を微妙に変化させているのです。すなわち、水晶体の厚みを変えることで、ピントが合うように調節をしているのです。 この水晶体の厚みを調節しているのが毛様体筋と呼ばれる筋肉です。この部分が緊張と緩和を繰り返すことで、遠近どちらでも水晶体はピントを合わせることが可能になるのです。 ところが、視力の弱い人はこの毛様体筋の動きが悪くなっているのです。そのため、水晶体の厚みの変化も鈍くなり、ピントが合わなってしまうために、景色がぼやけて見えるのです。 そこで、視力回復トレーニングは、この毛様体筋に刺激を与えてその動きを改善させるのです。そうして、水晶体の動きをスムーズにし、視力回復をしていくのです。 実際ある視力回復トレーニングを行っている団体で、国立病院で実験したところがありますが、その結果、視力回復トレーニング法を試した人のうち、9割以上の人に効果があったということです。

視力回復トレーニング法のメカニズム

お手入れ大事!

視力回復トレーニング法は、具体的にどのようなメカニズムなのでしょうか? 基本的に、視力が弱い人は、近くのものを見すぎることに原因があるといわれています。近いところを見る時には、毛様体筋が緊張することで縮みます。 この毛様体筋の動きに伴い、水晶体は厚くなるため、光の屈折が低くなり、結果としてピントが合うのです。 ところがこの状態を続けていると、毛様体筋が緊張状態を維持してしまいます。ちょうどこのとき肩凝りのように、目の筋肉が凝ったような感じになるのです。 このため、水晶体は厚くなったまんまになってしまい、これがピントのボケを引き起こし、視力が低下してしまうのです。 ということは、この毛様体筋の緊張状態をうまく解きほぐすことができれば、水晶体も本来の動きを回復します。 そこで、視力回復トレーニング法では、毛様体筋の緊張を解きほぐすようなトレーニング法を行うのです。

視力回復トレーニングには毛様体筋と水晶体

視力回復トレーニング法の基本は遠くを見ることです。遠くを見ることで毛様体筋の緊張がときほぐれ、水晶体の動きがスムーズになるからです。 しかし、より効率的に視力回復トレーニング法を実践するには、もう少し工夫が必要です。効率的な視力回復トレーニング法ではまず最初に、近くのものを見させるようにします。 そして、一気に遠方を見るようにすることで、毛様体筋はすばやく視線の動きに対応しようとします。 なおかつ、遠方をできるだけ長時間にわたって見つめつづけるようにします。すると、毛様体筋は弛緩した状態が長く続くことになります。 すると、それまでの緊張状態から開放されるため、毛様体筋の筋肉がしなやかになることで、水晶体の動きがスムーズになるのです。 このように、視力回復トレーニング法とは、基本的には目の体操という要素が多分に含まれています。毛様体筋を動かすことで、ピントが柔軟にあわせることができるようにするのですから。 視力回復トレーニング法の専門家によると、特に近視の人は、遠くのものが見えないから、近くのものしか見なくなるといいます。だからますます水晶体が動かなくなり視力が落ちるのです。 視力回復トレーニング法は、視力の落ちた時期が早ければ早いほど、その効果が出てきやすいのです。ですから、あきらめずに、この視力回復トレーニング法を実践してみるべきです。